年長のライナス、就学指導委員会の結果を待ちながら、お盆休みに入りました。
ということで、来年の就学先はまだ未定です。
8月、保育園では、9月頭の運動会に向けて、鼓隊とカラーガード(旗)を頑張りました。
今のところみんなと一緒に練習でき、本人もとても楽しんでいます。
何でも負けると大騒ぎするのですが、年長なのでリレーもあります。
親はドキドキですが、まあ、成長しているでしょう(笑)
夏休みに入って、青鬼オンラインにハマっています。
一週間以上の休みなので、庭先の特大プールで満喫したり、絵を描いたり、いろいろなことをさせてはいますが、
一日中ゴロゴロしていられる兄と違い、一瞬たりともボーッとしていられないライナス。
合間合間にちょこちょこやっているのですが、その集中度合いが半端じゃないので、
ふと見たら、一番上のランクになってしまっていました・・・おおお!
そして昨日、私が料理をしながら夫にLINEを打っていたら、「かわりに書いてあげようか。」と言うので、
「じゃあ、おつかれさま、って書いてね。」と渡してみました。
小三の兄が、「ママ、書けてるよ!!」と言うので見てみると、確かに「おつかれさま」と書いて、送信までしてあるじゃないですか。
「どうやったの?!」と聞くと、「え?フリックすれば早いじゃん。」とアッサリ。
フリックの仕方はもちろん、ケータイでの文字の打ち方は(打てるということさえも)全く教えていないのに。
大体、フリックという言葉をなぜ知っているのかも謎です。
ひらがなの五十音表が好きなライナスにとっては、フリックの仕組みも分かりやすかったのでしょうね。
実際に見ていると、女子高生の娘なみに早打ちでした(笑)
画面のミラーリングも、一人で入力を切り替えてやっています。
私なんて、授業のためにやーっと覚えたとこなのに!
(それでもたまにできなくて、大騒ぎして若い人を呼ぶのに)
そして、マイペースな兄はというと・・・
「ママ、フリックって何?!」と、最後までキョトンとしていました(笑)
確かに目立たなくなってきましたが、お出かけの際の大変さはそんなに変わっていません。
体が大きくなり抱っこができなくなったことや、お喋りができるようになってきたことで、新たな大変さに変わったという感じです。
「発達障害」で精神手帳を取ろうかなと言うと、「それは、就職に向けてのものでしょう。」とか、「こんな小さい子に早いんじゃないの。」と言われることが多かったのですが、他県では療育手帳同様、気軽に取っている子どもたちが多いようです。
ドクターにも「確かに、福井ではまだ少ないよね。でも取れると思うよ。」と言われ、診断書を書いてもらいました。
「あんまりメリットないと思うけど。」と言われたので、「うちは、入場料の免除や半額を使いたいんです。騒ぐかもだけど、ダメもとで行ってみようという気持ちになるんですよ。」と答えました。
実際、USJの並ばなくていい券(ゲストサポートパス)は、有り難かった!!
あれがなければライナスは到底無理でしたが、それはIQが高くなった今も同じです。
「大変だろうけど経験させてあげたい。よし、チャレンジしてみよう。」と背中を押してもらえたのは、療育手帳のおかげでした。
療育手帳は該当から外れましたが、自閉症は一生治ることはないので、精神手帳でカバーできると嬉しいです。
ライナスだけでなく、私たちもいろいろ体験できてほんと楽しい!
むしろライナスのおかげで、メリットの方が大きいと思っているくらいです。
今はコロナで外出できませんが、おさまったらどこへ行こうかな。
もう一度USJ、ディズニー、名古屋水族館、リニア館…たくさんあるなぁ。
さて、ライナスが該当するかどうか。
3ヶ月後が楽しみです!
ライナス、できることがどんどん増えています。
言語聴覚士の先生にも、「長く喋らなければ(笑)、もう普通の子やね。」と言われました。
「得意な運動系で、小さめの集団に慣れて動けるといいな」と思って始めたスイミングも、先生の配慮のおかげで順調です。
親は上から様子を見ていられるので、どういうところが苦手なのかどういう支援があると上手くいくのかも分かってきました。
ひらがな全て読めるようになり、本が好きになりました。
「らっぱ」「ちょうだい」なども読めるようになり、一文字ずつの逐次読みではなく、単語で区切って読めるようにもなってきています。
褒められてさらに嬉しくなり、読みでの苦手感は今のところはないようです。
書くことも得意になりました。
誰かにお手紙を書こう、と考えるようにもなりました。
完成すると、「オレ、最高‼︎」ととても嬉しそうです。
本のおかげで、狭かった知識も広がりつつあります。
昔話や物語を読むことで、身の回りのことがつながりつつあります。
普通の子と比べると、「やっと」なのですけどね。
簡単な計算もできるように。
兄の計算カードの真似をして、足し算もできるようになりました。
もともと数には強いので、早くて正確です。
小学生になったら、強みになるといいのですが(笑)。
友達と遊ぶことも楽しくなり、保育園のお迎えの時は、真っ先に、「ねえねえ、今日は〇〇したよ。」などと話してくれるようになりました。
自分でカレンダーを見て、翌日の予定を確認することもできています。
一方、やっとADHDの診断がつきました。
「春の就学相談に向けて、ぜひ早めにつけて下さい!」と頼んでいたので、ホッとしました。
ASDとADHD。
大変な子というイメージを持たれるかもですが、これがライナスの本当の姿です。
よし、これで、私が考えていた年長さんに向けての準備は大体整いました。就学に向けて残り一年、ちょっとずつ頑張っていこうと思います。(ななうみ)
突然ひらがなが読めるようになり、濁音や拗音などもクリア。絵本を一人で読むことも増えました。
それと同時に言葉も増え、今日保育園であったことなどを話せるようになりました。
先生の話もわかるようになってきて、うなずきながら話を聞くようになり、一斉指導にもほぼ入れるようになっています。
療育手帳も更新中ですが、I.Qがこの2年で40から88まで上がってしまい、多分取得は難しそうです。
ということで、知的障害のない、昔で言う「高機能自閉症」になりそうです。
さて、今日何となく新聞を見ていたら、幼児画コンクールの欄にライナスの名前が!
何と「佳作」だそうです。いやいや、すばらしい!
完璧主義なので、絵は絶対に描かなかったライナスでしたが、最近はやっと技術が伴ってきて、思ったような絵を描けるようになってきました。
好きな電車や車の絵を描くことが増えたなーとは思っていたのですが、保育園でもみんなと同じように描くことができたのですね。
どんな絵を描いたのかは分からないのですが、きっとのびのびと紙いっぱいに描いたのでしょう。
本人は「おめでとう!」と言われても、「お誕生日は終わったよー。」とキョトンとしていましたが、家族は大喜びでした。
就学まであと一年。
どこまで伸びるか、楽しみに見守っていきたいと思います。
先月、STの先生と話をして、「言語面は伸びてきたね。これからさらに、語彙を増やしていかないとやねー。」などアドバイスをいただきました。
そのとき、「でも数には強い!特にパターンが決まってるものは、すぐに頭に入るよね。」という話になり、ライナスにカレンダーと時計をしました。
カレンダーは、ちょっとだけ取り入れていましたが、そこに曜日も付け加えることに。
月火水木…と、7本の指を折りながら数え、頭に入れやすくしました。
その結果、1週間の呼び名が頭に入り、「今日は○曜日!」と分かるようになりました。
さて、次に時計。
まずは短い針を読むことだけにして、長い針のことにはあえて触れず。
今何時?をクイズで出すなどしてるうちに、3日で読めるように!
自分で時計を見て、「あ、ママもう8時だから、お兄ちゃん帰ってくるね。」など言うようになりました。
よく時計をみるようになり、1日の見通しが立つようになってきました。
「ママ、今日のお迎えは何時か?」と、毎日聞くようになりましたが、まぁ、嬉しい困り感ですね(笑)。
ライナスの世界が広がり、また少し生活が豊かになった気がします。(ななうみ)
とにかく動き回るライナスなので、ヘアカットはずーっと私がしていました。
最近、理解力が付いてきて、髪は切らないといけないことも分かってきました。
プロの方が早く終わるのでは?と、美容院デビューをすることに!
ということで。
ライナスが行き慣れている、ショッピングセンターの中の美容室をチョイス。
美容室にはあらかじめメールをして、じっとしてることが苦手なことなどを伝えました。
最近のライナスは言葉だけでも大丈夫なことが増えてきましたが、念のため、iPadに「座る」などの絵カードも準備しました。
さて当日。
ライナスは「いやだー」という雰囲気でしたが、終わったらごほうびにアイス屋さんに行くことを約束すると、しぶしぶOK。
美容師さんは、特に話しかけることもなく淡々と手早く切り進めてくれました。
その結果、ライナスは何と、20分間もじっと座っていられました!
家族全員に「すごいね、偉かったね!」と言われ、ごほうびのアイスをニコニコして食べるライナスでした♪
またひとつ、経験と自信が増えました。(ななうみ)
去年は鬼の怖さが分からず、周りが大騒ぎでも無関心で、ひとりパズルをしていたライナス。
今年は「ママ、あした鬼くるよ?」「来るねー。」「うーん…。」と、怖がってる様子でした。
そして当日。
節分のお話の間は、遊戯場で寝ていたそうです。
鬼が来ると跳び起きて、「あかん!」と大声で言うと、一番に走ってお部屋へ。
新聞紙で作った豆をスタンバイしたものの、鬼が入ってくると号泣だったそうです。
それでも「おにはそと!」と頑張ってやっつけたんですよーと、先生から聞きました。
私の顔を見ると、「鬼来たよ!赤鬼が、3ついた。」と教えてくれました。
その後、鬼が園長室で着替えをしていたのを見てしまったライナスは、「まだいる。」と怯えながら車に乗りました。
相当、怖かったのでしょうね!
寝る前も、「そらくん、食べられたみたい。」と言っていました。(ななうみ)
帰り際に友だちと、「バイバーイ、また明日ねー!」と言い合うようになりました。
一年前は友だちに興味がなかったのですが、今は同じ歳の子の顔と名前は覚え、自分から関わろうとすることも増えてきたようです。
「ライナスは、よしくんもあっくんも仲良しなの?」と聞くと、「うん、よしくん好き。あっくん好き。」
そして大声で、「きーくんは、大嫌い!」
ん?嫌い?!
いや、これはすごいことですよ。
友だちのことが分かり、好き嫌いがライナスの中で芽生えてきたなんて、大きな成長です♪
「きーくんはなんで嫌い?叩くの?」「叩かない。」「うるさいの?」「うるさくない。」「ふーん…」
結局、「(発表会のとき)オオカミさんしてた。」としか言いませんでした。
保育園の先生も、「発表会の練習で、きっと何かがあったんでしょうね!」と笑っていました。
お友だち、ありがとう♪(ななうみ)
いつものように、テレビに天気予報が映りました。
その瞬間、ライナスが、
「ママ、今日は北海道は雪だって。九州の博多は晴れで、大阪と東京は曇りだってー。」
えっ?!!
北海道??九州の博多ですって??
もちろん、これが日本地図だよなんて勉強させたことはなく、意識して見せたこともありません。
すぐに日本地図を見せると、
「ママ、これが九州で、ここが博多。ここが大阪でここが東京。ここは北海道でE5系が走ってるの。」
なるほど!!
ピンときました。
そういえば先週、ライナスが読んでいた新幹線の本に、路線図のページがありました。
これが九州新幹線、博多駅があってね、みずほとさくらが通っててね…など、何となく言いました。
その時は全く無反応で、すぐに次のページをめくっていたのですが、しっかり聞いていたのですね!
そして、天気予報の日本地図を見て、同じだと分かったのでしょう。
もちろんまだ、日本という国があるという概念はなく、自分の家はここらへん…なんて思ってもないと思います。
が、興味と得意分野が合えば、ライナスは一回で頭に入るんですね。
一方、一年生の兄は、日本地図で「僕んちここ。」と指せますが、東京や大阪は「行ったけど、分からん!」でした。
そうですよね。
ちなみにライナスは、まだイヌとネコが分かりません(笑)。
日本地図よりも簡単だと思うんですけど、形がいろいろなので難しいんでしょうか。
散歩してる犬を見て、「ママ、あれはネコやな。」と言うことも。
「イヌですよー(笑)」(ななうみ)
みなさんは、自分の得意なことと不得意なことを知っていますか?
ライナスと兄の朝の支度を見ていると、毎日不思議だなーと思うことがあります。
「1番、着替え。2番、ごはん。3番…」などと伝えていくと、ライナスは5つまでなら覚えて、その通りに行動できます。
スケジュールボードも作りましたが、必要がなくなりました。
帰宅後もサッサとする事をして、いつも兄より先にiPadを手にしています。
一方、兄はI.Qは高いのですが、ワーキングメモリーが低いので、ひとつのことしか頭に入りません。
そのひとつさえも、「あれ?何だっけー?」と止まってしまうことがしばしば(笑)。
帰ってからすることも、スケジュールボードを見ないと進まずです。
が、それを「あはは、まぁいいか!」と笑い飛ばせるところが彼の強みです♪
ふたりの得意不得意は、正反対。
ルーティンが決まっている日常の生活面では、ライナスの方が断然スムーズにこなせています。
ライナスは自閉と知的障害を持っていて、兄は優秀な小学生なんですけどね。
生活上の困り感は逆転しているので、見ていると不思議な感じがします。
ただ、ライナスの特性上、臨機応変な対応はできません。
そこは一生の課題だと思うので、これからの経験で学習していけるといいな♪
自分の不得意なことを理解していて、何らかのツールを使ったり人に助けてもらったりすることも含め、苦手さをカバーできる方法を知っていれば、大体のことは何とかなるのではないかと思います。
ちなみに私は、ライナスの兄と同じく忘れっぽいので、仕事もプライベートもメモは欠かせません(笑)!
自分を知ることって大切ですね。(ななうみ)
ゆっくりさんだったライナスにも、ようやくことばの爆発期がきました。
最近、女の子と男の子が分かるようになり、嬉しいようです。
そんなある日。
保育園のお迎えに来ていたお母さんを指差して、「ママ、これ、女の子やな!」と一言。
ひー☆
指差して「これ」は、まずい!
とっさに、「手はパーがいいね。この人はお友だちのママだね!」とフォローしました。
お母さんが笑って去っていった後、次にお父さんが…
ああ、もっとヤバイぞ!と思った瞬間…
「ママ。これ、おじさんやな!!」
ライナスの手を上向きに向けて、「そう、お友だちのパパだね!」と言い直し、すぐさま帰りました☆
ここで、「おじさんで言うと怒られるよ!」などと言ってはダメです。
大きな声で「おじさんて言ったらあかんな!」と言うようになってしまいます(笑)
ことばが含むニュアンスが分かりづらいのは、ASDの特性上仕方ありません。
今は、ことばが出てきたことを喜びながら、一つ一つ正しい行動に置き換えていきたいと思います。
「おじさん」に含まれるニュアンスを教えるには、もう少し理解力がアップしないとですね。
いつその時がくるのか、今は楽しみに待つことにしましょう♪(ななうみ)
兄や姉のときは、ただ楽しみだった発表会。
が、今回は「どうなるんだろう?」と緊張感しかありませんでした。
担任、副担任の先生は、若い方なのですが、日ごろからライナスをうまく扱ってくれています。
心配ごとがあると、「舞台に上がりたがらないのですが、どうしましょう?」などとすぐに相談してくれました。
ライナスから「アリの役がいい!」と言ってきたらしく、部屋の中ではお面もつけてみんなとできていたそうです。
合奏もカスタネットを選び、楽しくやっていたとのこと。
ただ5日前になり、舞台に登るのがイヤ!と逃げていくので、出れそうにないですと言われました。
半年前のライナスなら、舞台はすんなり上がったと思います。
が、成長して、「これは何かあるな?!」と感じるようになったのでしょう。
ということで。
1日だけ練習をおやすみして、発表の全体の動きを見せてやって下さい!と言いました。
先生の膝の上にちょこんと座り、みんなの発表をニコニコ見ていたそうです。
そして翌日、何と自分から舞台に上がりました。
そして、とうとう発表会当日。
親と先生たちはドキドキでした。
ライナスは合奏と歌が始まると、ちょっと顔を出したもののすぐに引っ込み、舞台裏から「イヤなのー!!」という叫び声と、「うわーん!」という泣き声が。
先生と格闘している様子でした。
5分後、劇はみんなと出ることができました。
が、笑顔で舞台を走り回り、最後のスライドショーは観客側に来て眺め、先生が小声で「こっち~」と誘うと、「僕はこっちがいいの!」と叫ぶなど、お客さんの視線はライナスに釘付けでした。
最初は、あの子は何だろう?という雰囲気でしたが、ライナスの笑顔と自由さに笑いが起き、帰り際は、「ハラハラしたけど面白かったわ。」「あのアリが主役やったな。」と言ってくれる人もいて、ホッとしました。
ほんと、ドキドキの1日でした。
本人の成長はもちろんですが、ライナスの周りの人たちの温かさに感謝です。
今日の経験は、ライナスの自信になっていくと思います。
来年もまた一悶着あるのでしょうが…
先生、お友だち、そのお家の方々、これからもどうぞよろしくお願いします!(ななうみ)
私には、3人の子どもがいます。
勉強が得意な姉、スポーツ好きな兄、自閉ちゃんのライナス。
私にとってライナスは、3人の中で一番育てやすい子です。
あ、大変ですよ(笑)
大変さではもちろん、ダントツ一位です!!
なんでだろう?
私自身が、自閉ちゃんの事をよく知ってるからかなあ?私は大学時代から特別支援専門で勉強したので、マイナスなイメージはありませんでした。
ただ、「違う」ということは確かです。
男の子と女の子を育ててみると、その違いに驚きますよね。
定型発達の男の子や女の子とは違う成長ぶりが体験できるのですが、定型発達の枠に当てはめようとすると、親も子も辛くなると思います。
男の子が走り回るなら、女の子はおしゃべりしまくっていても当然。
自閉ちゃんなら、何らかの偏りがあっても当然。
どうせならそれも楽しまなきゃ!と思っています。
周りの理解があると、さらに楽になるのでしょうけどね。
うちは夫も同じ想いなので、感謝しています。
だからうちでは、ライナスが引き起こすハプニングで、毎日笑いが絶えません。
祖父母も理解してくれていて、たまに預かってくれます。
これからの不安がないか?とたまに聞かれますが…
兄弟3人とも心配の質は違うけど、量的には同じくらいかな。
ライナスに関しては、どうせなら思い切りマイペースな生き方をして欲しい!と期待しています。
彼の一番の味方として側で応援できたなら、それで十分幸せです。(ななうみ)
最初に試したのは、チポロ。
もともと探し物用のグッズなので、探知するのは約60mです。
複数の携帯に登録ができ、約60mの範囲から出てしまっても、最後にいたところが地図に出ます。
また、チポロに近づいたら通知する機能もあり、手がかりはつかめます。
ケータイからチポロを鳴らしたり、チポロからケータイを鳴らしたりもできます。
薄くてキーホルダー程度の大きさなので、直接服に付けるのにも便利でした。
ところが3歳になり、さらに足が速くなり、4歳になると見つからないように隠れるという知恵もついてきて、チポロは断念。
そしてついに、GPS botを購入しました。
これは最強!
どれだけ離れてもほぼ正確だし、足取りも過去に遡って追えるし、通知機能まであり。
お値段も月々、ワンコイン以内です。
複数のケータイに登録でき、この範囲から出たら通知、この範囲に着いたら通知、などの設定もできます。
しばらくはこれに落ち着きそうです。
チポロは今、兄に使ってます。
兄弟を連れて公園に行って、弟について急に離れるとき、兄に付けたチポロを鳴らすようにしています。兄はそれだけで私を探し、おいでー!とジェスチャーすれば戻ってきます。
GPS botは、保育園がお休みの土日しか使わないので、平日は兄の了承を得て、ランドセルに入れています。
お迎えに行くときに行き違いにならず、助かったこともありました。
最近はさらに、ヘルプマークも付けています。
近所のお店にはライナスの特性を伝えてあるので、レジ待ちでぴょんぴょんしてても微笑んでくれます。
ヘルプマークは国体のおかげで福井にも普及し始めましたが、まだ見かけることは少ないですね。
車社会なのも原因のひとつかなぁ?
ただこれらは、あくまでも安心グッズ。
もちろん、目を離さないようにするのが基本です♪(ななうみ)
「何歳?」と聞くと、にっこりして「なんさい!」と答えます。
そうです、息子はASD。
笑顔が可愛い、自閉ちゃんです。
1歳半で診断が出て、今は保育園の年少さん。
言葉は少なめ、新幹線とゲームが大好きな男の子です。
今までの様子も振り返りつつ、ライナスのこれからを記録していきたいと思います。
わが家の育児の工夫、オススメのグッズ、療育手帳の使い方なども紹介していきますね。
どうぞ、よろしくお願いします♪ (ななうみ)