①教材について
○光る玩具に興味を持つ子は多く、それを自分で操作してON・OFFを楽しめるといい。しかし、
スイッチが操作しにくかったり、スイッチと因果関係が分かりにくいことも多い。そこで
透明タッチシートを使用して、興味物に直接手を伸ばす過程でスイッチが入るように工夫した。
②使い方
○金属リングを握りながらピカポットを子供に提示する。(リングはスイッチの役割になっている。)
玩具が光った状態で提示すると、興味に惹かれて手を伸ばしてくれる。
○透明タッチシートに貼ってあるパスタポットの表面を触ると、玩具の光が3段階で変化する。
この変化は玩具の仕様で、OFFも合わせて4つの変化を示す。
③その他
○作り方
・スティック状の光る玩具と透明タッチシート、乾電池、金属リングを導線を半田付けして接続する。
・パスタポットのふたに穴を空け、スティック状の光る玩具を差し込んで取り付ける。
○透明タッチシート
・電子教材はスイッチを使用するものだが、スイッチとの因果関係が理解できず、興味物に直接手を
伸ばす場合も多い。そのため、動作が止まってうまく遊べなかったり、危険が生じたりすること
もある。そこで、興味物に直接手を伸ばす過程でスイッチが入らないかと考え、透明タッチシート
を使用することにした。
・透明タッチシートによるスイッチの動作は、まだ不安定なこともあり、改良が必要である。
・今回は光る玩具に透明タッチシートを使用したが、その他の玩具や家電などにも活用が拡がって
いけるのではないかと期待している。