~制作日記、子育て日記、特別支援あれこれ~
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レバースイッチ

2015/2/12(木)

 レバーを押したらスイッチが入るようにした、レバースイッチです。いろいろな操作学習を促す教材の1つです。初歩的な操作としては、押す、握る、握って引く、といったことが可能なものとなります。指先の操作の前、手全体の操作の初歩、といったところでしょうか。レバースイッチの操作としては、押す、握って押す、といったことで、ボタンスイッチなどと比べて、押す動作が大きくなることがポイントです。レバーは木工で作り、バネはゴム紐を使い、レバーが押されると小さいボタンスイッチが押されるようになっています。引いたときに安定するように、土台から、支え棒を引き出せるようになっています。押し始めたけど、“まだ、スイッチが入らない〜”といった子ども達の様子が見られて、意図としてはバッチリでした。

録音レベルと動画編集

2015/2/4(水)

 動画は、静止画とまた違った特徴があり、その特徴を生かして子供達に興味や理解を促すパソコン教材をよく作っています。そんな時必要となるのが動画編集です。
 動画編集の中で、動画の録音レベルが小さくて困ることがよくあります。パソコンの音量、つなげたテレビの音量をかなり大きくするしかないような場合です。そんな時、右図のように動画編集ソフトに取り込んで、タイムラインの真ん中にある音量レベルのラインを上げて大きくしています。今日はこれをやっていて、こうすると簡単なのですが久しぶりだったのでちょっと戸惑ってしまいました。
 さて、僕の動画編集の歴史ですが、パナソニックのDVDレコーダー機器で始めました。リモコンボタンでは結構手間が掛かりました。そのうち、パナソニックのDVD-RAMディスクを、パソコンで編集するようにしていました。これは結構便利で重宝していました。この頃、バイオのパソコンで編集を始めたりしたのですが、パソコンの性能が悪く、時間が掛かりすぎるのでDVD-RAMディスクを中心にやっていました。WindowsXPが出てきて、パソコンでの動画編集もかなりさくさくできるようになりました。最初に取り組んだのが、動画編集ソフトの王様、アドビのプレミア。でも、最初に取り掛かるにはあまりにもとっつきにくく、挫折しました。そこで、カノープスの超編を使い始めました。これが結構簡単で、ここ数年、主力で使ってきました。ところが、Windows8になって、超編が使えなくなって困ってしまいました。去年のことです。そこで、カノープス製品を引き継いでいるイーフロンティアに相談したら、後継機として右図のビデオスタジオを紹介してもらい、現在使っています。
 ビデオ作品作りと違って、パソコンでの動画教材作りでは、そんなに難しいことは必要ありません。動画の切り取りと結合、音入れ、録音レベルUP、フェードイン・アウト、こんなことができれば、ほぼ使えるように思います。

手を入れるスイッチ

2015/1/19(月)

 いろいろな操作ができるスイッチ教材の一つです。電動おもちゃなどにつないで、ふたを取り替えて使います。指先で押す、手の平でずらす、回す、引く、目と手の協応動作など、20種類ぐらいあります。右図は、穴に指を入れてスイッチを押すものです。ちょっと穴に手をいれるだけで抵抗感を示す子供がいるので、2種類段階的に作りました。右図の子は、今日初めて手を入れてできるようになりました。携帯扇風機につないでいて、「〜ちゃん、風ちょうだい、かぜー」と言うと、急いでスイッチを押す姿が見られました。

電池ボックスの交換

2015/1/18(日)

 来週のおもちゃ遊びの準備に、数年ぶりに「アンパンマンキーボード」の電池を入れようと思ったら、液漏れがひどく、電池交換しても電源が入りませんでした。それで、ドライバーでふたを開け、電池ボックスを取り出して電池金具をサンドペーパーで磨きました。しかし、うまくいったと思ってもなかなか導通しません。別の電池ボックスと交換しようと思いましたが、本体にうまく収まらないので持ち運びに支障が出そうでした。それで、悩んだあげく、単3電池を単4電池に交換することにしました。単3電池の仕切りを、半田ごての熱とラジオペンチで取り払いました。そして単4電池4本の電池ボックスをそのまま入れることができたのが、右図の写真です。ふたもはまって結構うまくいきました。ただ、電池液漏れで錆びた電池金具だけ交換できればそれで済むのですが、それはどうやって手に入れればいいのか。以前入会していた、おもちゃ病院協会に、メールで聞いてみようと思います。

シャボン玉飛ばし器

2015/1/17(土)

 「ハッピーシャボン」という電動シャボン玉飛ばし器です。お風呂で、ぷかぷか、ゆっくりシャボン玉を飛ばしてくれるものです。シャボン玉は子供たちが大好きな遊びです。しかし通常の口で吹くストローのシャボン玉では、吹くことが難しくてうまく遊べないことがとても多いです。そこで外付けスイッチを付けて遊べるようにしました。ですがこのシャボン玉飛ばし器の製作には歴史があります。最初、鉄砲のトリガーを引くタイプの電動シャボン玉を加工したのですが、長く使うと発射口が詰まってでにくくなって困っていました。そこで、口に液をためて飛ばすタイプのものをトイザらスで見つけて使うようにしました。これはシャボン玉もたくさん出て、とても楽しく、現在中心的に使っているものです。しかし、先日のおもちゃ遊びで使おうと思うと、室内ではシャボン玉が出過ぎて困ることに気づきました。そこでこの「ハッピーシャボン」を以前ヤフオクで購入しておいたので、これを加工しました。ゆっくりぷかぷかシャボン玉が出てくれて、室内でも楽しく遊べます。

ひも引き鉄砲

2015/1/12(月)

 先週、「摩擦の利用」で書いた「ひも引き鉄砲」ができました。予定通り、2本のネジの締め具合で、上下と左右に方向転換できます。下の台は、ガムテープで貼って固定します。机上の据え付けのため台の板を薄くし、ガムテープを貼って固定する方法はとても便利ですよ。スイッチを入れ、ひもを引っ張ってトリガーを引きます。すると、わっか上のスポンジ玉がその度ごとに発射されます。リストに載せたとき、動画も載せますので、その動作も見て下さい。

手回し発電機

2015/1/11(日)

 市販の手回し発電機を入れる木製を作り、ハンドルの持ち手も長くしました。これも操作学習で、「回す」操作を促したいと思います。その場合、“回す”という操作のみ促したい。手で押さえる、握り方が難しい、といったことは先でいい。押す、の次に、上下左右の直線に手を動かす、そして回すという操作を覚えてほしい。といったことで、この教材を作りました。回しながら光る扇風機が回っていくと、とてもうれしそうなんですよ。

筋トレスイッチ

2015/1/10(土)

 スイッチは、電気のおもちゃを動作させるものですが、スイッチの操作自体でいろいろな学習ができます。筋トレスイッチは、中にゴム紐が入っていて、紐を引っ張ると、3段階でスイッチが入ります。パソコンで積み上げなど3段階の絵の変化を楽しませたり、3つおもちゃを動作させたりするのに使っています。また、ジャックを一つだけ作って、子供の力に合わせて一つだけおもちゃを動作させることもあります。絵の変化を目指して、とってもがんばって引っ張る子供の姿は、作ったかいがでてくるものですよ。

クッション号

2015/1/9(金)

 座位保持か難しい子供が身体に負担なく座れる椅子として、クッションチェアーがあります。その椅子で移動しやすいように、キャスターと押す持ち手を付けました。移動ならばリクライニング式車いすでいいのですが、生徒椅子に座る他の子供達との目線の高さが丁度よく、目線を合わせながら授業できるところがとてもいいと思っています。授業の中で、前に出て挨拶したり、先生の動きに合わせて向きを変えてあげたりすることもできます。乗り降りをさせやすいところも便利です。乗り物遊びでビューとスピードを出して楽しむこともできます。

ボタン電池対策

2015/1/8(木)

 ボタン電池を使っているおもちゃが結構あります。小型軽量、携帯性にとても便利です。しかしそのボタン電池ですが、長持ちせず値段も高いのが難点です。そこで右図のように、単3電池ボックスを置き、そのふたの上におもちゃを取り付けられるようにしました。ボタン電池仕様のおもちゃは、電池ボックスから電源を取っています。外付けスイッチは、おもちゃからの場合と、電池ボックスからの場合があり、おもちゃの仕様によって決まり、どちらにも対応できるようにしました。外付けスイッチを付けて使用するということは、小型軽量の必要はあまりないので、単3電池も使えると思いました。それから準備や持ち運びの手軽さから、ふたはスライド式で、全体的に一体化させました。まだミッキーマウス絵柄の光るおもちゃ(右図)だけですが、ふたの取り替えでいろいろ使えるようにしたいと思っています。

摩擦の利用

2015/1/6(火)

 木工で、板同士の摩擦を利用した教材作りをよく考えています。右図は、ネジの締め具合で、丸棒の回転負荷を調整するようにしています。おもちゃの鉄砲を支える台作りで、回転方向を変えらようにしたいと思っています。紐で鉄砲のトリガーを引くようにするので、紐を引く力で動かないようにしたいし、また回転方向の転換も無理なくできるようにしたいと思います。となると、やはりネジでの微妙な調整が必要になるようです。
 木の摩擦を利用するようになったのは、箱の蓋作りです。電子基板や電池ボックスの入った箱で、電池交換するために道具(ドライバーなど)を使わずに簡単に蓋を開け閉めできるようするため、溝に蓋を差し込む際に、適度な負荷が掛かるように工夫しています。
 鉄砲教材作りでも同じようにしようと思ったのですが、方向転換は頻度が多いため、板で作った摩擦では長く続かないように思いました。また蓋と違って適度な摩擦作りも難しいです。そこで、ネジを使って微妙な調整ができるように工夫しました。
 紐で操作できる鉄砲が完成したら、また見て下さい。

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